大学職員への転職活動では、志望動機や転職理由について面接から次々に質問されます。
ですが、大学職員に転職しようと思って、志望動機を考えてみたものの、エントリーシートの「志望動機が書けない」という相談をたくさんいただきます。
- 志望動機のために大学分析をするけど難しい…
- 志望動機って何を書けばいいのかわからない…
- 誰にでも当てはまるありきたりな志望動機になってしまう…
この記事では、大学職員への転職を目指している方の相談をこれまで100名以上から受けてきた現役の大学職員トキが実際の転職希望者のエントリーシート添削を行った内容の一部を公開しています。
これから大学職員に転職しようとする人にとって大きなヒントになるので活用してください。

実際のオンライン相談の様子はこちら!
学校の教諭を辞めて大学職員に転職するエントリーシート
今回は、学校の教諭から大学職員に転職したい佐藤さん(仮称)のエントリーシートを添削しました。
社会人の転職の場合は志望動機だけではなく、これまでのキャリアや経験を大学職員としてどのように活かすことができるかを考えていく必要があります。
ただ単純に「○○がしたいので大学職員を志望します」ではなく、自分のキャリアや経験から強みを把握して、相談者の佐藤さんだから話せる内容を絡めて自己PRすることを意識します。
転職のエントリーシートを書くときに相談者さんが困ったこと


経験したことのない大学職員という仕事に転職するために、相談者の佐藤さんは以下のことに困っていました。
- 志望動機がふわっとしてしまう
- 自己紹介では何を書けばいいのかわからない
- どの程度くわしく書いたらいいのか迷う
「志望動機がうまく書けない」という悩みは、大学職員に転職したい多くの方が悩むポイントです。
志望動機を考えるためには、まず「どうして大学職員になりたいと思ったのか?」という自己理解を深めるところから始めてみましょう。
志望動機を考えるためには、まずは自分自身で自己理解を深めるための自己分析が必要です。
遠回りのようで、実は自己分析をすることがエントリーシートや面接対策につながるので、しっかりと取り組むようにしましょう。
相談者さんがエントリーシートを提出する大学について
今回、相談者の佐藤さんがエントリーシート(ES)を提出する大学は、関東圏にキャンパスを構え、学部だけでなく付属校も運営する総合大学です。
相談者さんの選考活動に配慮して大学名は伏せています。
学生数(2022年5月1日時点) | 10,000人程度 |
学生の男女比 | 男性4割 女性6割 |
国際的な取り組み | 国際寮完備・27か国から受入れ |
大学の歴史 | 創立100年以上 |
教職員合計 | 1,400人 |
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転職のために実際に添削したエントリーシートを紹介
現役の大学職員トキが実際に添削したエントリーシート(ES)は次のとおりです。
全体的な構成としては、よく書けていましたが抽象的な部分が多かったので、直接、オンライン面談で話を聞きながら添削と深掘りをすすめました。
- 赤字…文末表現を中心に添削で修正した部分
- ①網掛け部分…相談者へのコメント
入職後は、義務教育課程との連携を深め、早期からの囲い込みを行い、安定した学生募集を①実現したいです。
目標実現のために、「教員が実現したいことをサポート」し、「関係機関との調整役」になり、教育だけでなく、様々な知識や経験を兼ね備えた②大学職員に自分がなる必要があると考えています。
そのためには、関係する人と円滑に仕事を進めるために「コミュニケーション能力」、多くの人を巻き込みながら仕事をする「マネジメント力」、法律や財務に関する「幅広い知識と経験」を鍛える必要があります。
日々の業務の中で、③目標を達成できるように多くの部署で経験を積み、アドミニストレータとして活躍したいです。
※相談者さんの選考活動に配慮し、一部文言を変更しています。
- 全体的に「やりたいこと」の記述が多く、その理由に関する記載が少ないです。
- 大学職員の役割とは何だと思いますか?(面接で聞かれるので、説明の準備をしましょう)
- 過去のエピソードを添えましょう。「再現性」を意識することであなたに任せたいと思われます。



それぞれのコメントをした意図を順番に解説するよ!
ES添削①「やりたいこと」だけでは抽象的になってしまう
エントリーシート(ES)のテーマが「大学職員になってやりたいことは何ですか?」なので、志願者がやりたいことを書く必要があります。
しかし、やりたいことだけをダラダラ書いてしまうと、抽象的で中身が伝わってこないエントリーシートになってしまうので気をつけましょう。
エントリーシートで「やりたいこと」をする意図は、あなたの強みや経験をどうやって発揮するのかを確認することです。
あなたの経験や強みを活かしながら、やりたいことを実現できる理由をセットにしてアピールする必要があります。
やりたいことを軸に次の方法で深掘りしてみましょう。
- 入職後にやりたいことを決める
- なぜ、やりたいのかを考える
- なぜ、やりたいと思ったのか考える
- あなただからできる理由を探す
あなたが大学職員になってやりたいと思うことには、これまでの経験や考えが大きく影響しています。
採用担当者が1,000枚以上のエントリーシートを見ていることも珍しくなく、似たような「やりたいこと」をたくさん見ています。
その中で、面接に進むためには「○○な自分だから△△にチャレンジしたい!」とアピールすることで、採用担当者が「この人から詳しく聞きたい」と思い、結果的に面接に呼ばれるわけです。
ES添削②大学職員の役割を理解して面接官が求める答えを考えよう
エントリーシート(ES)で「大学職員に必要な能力」を書いていたので、さらに説得力を増すために大学職員の役割を理解しておきましょう。
- 大学職員の役割は○○と考える
- 役割を果たすために○○な能力が必要になる
- 能力を養うためには○○を行う必要がある
「大学職員にはどんな役割が求められると思いますか?」という点は、面接でも質問されます。
大学が掲げる求める人物像は、大学職員としての役割を発揮するために必要な要素として提示されています。
エントリーシートや面接でも、軸になる「大学職員の役割」について自分なりの考えをもっていると話の内容に一貫性があり説得力を増してアピールすることができます。
大学職員の仕事内容をまとめた以下の記事を参考に、自分なりの「大学職員の役割」を見つけましょう。



大学職員は人々の間で調整しながらチームで仕事をするよ!
添削③エントリーシートには自分の経験談を書こう
エントリーシート(ES)を通じて、採用担当者の方に「面接で話を聞きたい!」と思われるためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは「自分自身の経験を交えてエントリーシートを書く」ことです。
大学職員の選考では、「入職後に活躍できそうか?」という視点で選考され、採用担当者が入職後の活躍を判断するために見ているポイントは「これまでの経験」と「再現性」です。
エントリーシートには自分の経験を具体的に書くことで、自分の強みや着眼点を交えてアピールすることができ、「この人は○○の経験があるから○○をやりたいんだな」と納得感を与えることができます。
- ~の経験から~と考える
- ~で得た学びを活かして
- ~で同じ失敗を繰り返さないよう
自分の経験を踏まえて志望理由を考える事例として「ゼミを頑張った就活生のガクチカ添削」記事が役立ちます。
以下の記事ではエントリーシートの添削を通じて、これまでの頑張りがなぜ大学職員になって活きるのか?という点を考えるための内容になっています。



ESの段階で面接官からの期待値を上げることが書類選考通過の秘訣!
大学職員のESでは設問の意図を意識しよう
大学職員のエントリーシート(ES)を書くときは、「どうしてこの設問が聞かれているのだろう?」と設問の意図を考えましょう。
単純に聞かれた質問に答えるだけのエントリーシートでは、志願者の魅力や人柄が伝わらないありきたりなESになってしまいます。
エントリーシート提出して、書類選考を通過するためにはESを通じて「自分は○○な人で、○○という強みがあるから~をやりたい」と人柄が伝わるように書いていく必要があります。
面接官に自分の人柄や強みをアピールするためには事前に自己PRを考えておくことが大切です。
以下の記事ではアルバイト経験を活かした就活生の自己PR添削について、公開しているのでご自身の経験と照らしながら参考にしてください。
ESでは伝えたい結論を端的に書こう!
エントリーシートでは、文字数制限があるので当時の状況や心境などを細かく書くと文字数が足りなくなります。
エントリーシートに書ききれなかった内容は面接で説明すればよいので、あなたが伝えたい内容を端的に盛り込むことを意識しましょう。
まとめ
大学職員のエントリーシートでは、「志望動機がうまく書けない」という相談をたくさんもらいます。
志望動機を考える際は、次の手順で深掘りしてください。
- まずは、やりたいことを決める
- なぜ、やりたいのかを考える
- なぜ、やりたいと思ったのか考える
- それはあなたでないとできない理由を探す
大学職員になってやりたいことが具体的になってくると、志望動機はどんどん考えやすくなります。
エントリーシートにも細かなテクニックはありますが、それよりも大切なことは「自分の言葉で伝えたい内容を書くこと」です。
書類選考を通過することが目標ではなく、その後の面接を突破して大学職員に内定することが目標だと思います。
最終面接の通過までを逆算すると、たとえ時間はかかっても「自分の言葉で考える」ことが欠かせないため、「~と書きましょう」という代わりに書くような添削はしていません。
ですが、一緒に状況をヒアリングしながら内容を考えたり、話を聞きながら「こんな書き方もできる」というアドバイスを行っています。
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