大学職員の就活でエントリーシート(ES)や面接で質問されることが多いのがガクチカです。
ガクチカとは、「学生時代に頑張ったこと」の就活略語で2014年頃から耳にするようになりました。
エントリーシートにガクチカを書く際に次のような悩みはありませんか?
- 頑張ってガクチカを考えているのに書類選考が通過しない
- ガクチカに書くべきポイントがわからない
- ガクチカを伝えても面接官の反応が悪く一次面接で落ちてしまう
書類選考や面接を通過できない理由は面接官が求めている内容が伝わっていないことが原因です。つまり、就活生が書いたガクチカと面接官が知りたい内容に大きなズレが生じているのです。
大学職員の就活ではガクチカを通じて「就職後の再現性」と「志願者の人柄」を面接官は見ています。
この記事ではこれまで100名以上の就活生からオンライン相談やOB訪問を受けている現役の大学職員が大学職員の就活で必要なガクチカの書き方を例文付きで紹介します。
ガクチカでは華々しい成果だけを書いても大学職員の書類選考を通過することはできません。自分の経験や行動理由を盛り込むことで納得感のあるガクチカを準備することができます。さいごまで読んで対策しましょう。
- ガクチカの書き方がわかる
- 大学職員の選考で使えるガクチカ例文を紹介
- 論理的な文章の書き方がわかる
大学職員の就活で質問されるガクチカの書き方

まず、ガクチカを考えるために大切なことは「自分の話したいことを伝えるのではなく、相手が求めている内容を伝えて理解してもらうこと」です。
面接官がどのように受け止めるかという視点を忘れると自分よがりの内容になってしまいます。
ガクチカを考える時には、面接官が知りたい内容を以下の4つのポイントを押さえて整理しましょう。
- 結論(何を頑張ったのか)
- 理由(なぜ頑張ったのか)
- 結果(取り組んだ結果)
- 取り組みから学んだこと
①結論
私が学生時代に頑張ったことは「児童館のボランティア活動」です。私は子どもが大好きで、大学1年生の頃から児童館でボランティア活動をしています。
②理由の説明
児童館のボランティアを選択した理由は、私が幼少期の頃に児童館のお世話になっていた経験があったからです。当時は児童館に通うことで夜まで親に会えない寂しさを感じることなく、充実した毎日を過ごすことができました。今度は大学生の私が子どもたちに楽しい空間をつくってあげたいと思っています。
③結果
実際にボランティア活動をしてみると困難がたくさんあります。なかでも困ったことは「児童が話を聞いてくれない」ことでした。最初は児童の正面に座って話をしたり、しゃがんで目線を合わせようと工夫しましたが、全く見向きにされませんでした。どうしたら児童が私の話を聞いてくれるのかを考えていた時、毎日、お迎えに来る親御さんの表情を見て、日によって疲れている様子や余裕がなさそうな時があると感じました。この時、私は児童館で過ごす児童の様子しか見れていないことを痛感し、児童には児童館職員には見せない家庭での出来事や児童の都合があることに気が付きました。
そこからは児童と向き合う前に、親御さんに家庭でのお子さんの様子を聞くように心がけ、親御さんが子どもに対する悩みを抱えていることを教えてもらいました。子どもにも親に対する感情があり、子どもならではの事情があることを理解している様子を児童に対して示しました。「児童館で何かあったの?」という見当違いな問いかけに児童は耳を貸してくれませんでしたが、児童の状況を理解していることを示すと態度がかわり話を聞いてくれるようになりました。
④学んだこと
この経験から私は「目の前で起きていることだけがすべてではない」ということを学びました。児童だけでなく、友人の相談や大人からのお願いごとに対しても背景には何があるのだろうと考えられるようになりました。対人関係で最も大切なことは相手の立場になってまずは耳を傾ける姿勢だと思います。今後も、相手の状況まで想像を働かせながら困っている人に手を差し伸べていきたいです。
大学職員のガクチカは結論から書く
「学生時代に頑張ったこと」(ガクチカ)をエントリーシートに書くときは必ず結論から書きましょう。
大学職員の新卒採用にはたくさんのエントリーがあります。限られた時間の中で選考を行う必要があるため、面接官はエントリーシートを1枚ずつ時間をかけて読むことはできません。
結論から書くことで面接官が一度読んだだけで「何を伝えたいのか」が分かるガクチカに仕上げることができます。
「何を頑張ったのか」という結論からガクチカを書いていきましょう。
ガクチカで頑張った理由を伝える
結論の次は「どうして頑張ったのか」という理由の説明が必要です。
頑張って取り組んだということは、行動の理由や背景がきっとあるはずです。面接官は、なぜ頑張ったのかを知ることであなたがどのような場面で力を発揮できるのかを知ることができます。
理由や苦労したことを伝えることで相手は納得感をもってあなたの頑張った取り組みを理解することができます。
結果ではなくガクチカで学んだことが大切
就活生の多くが勘違いしているのが「ガクチカでは華々しい成果を書かなければいけない」ということです。
頑張って取り組んだ結果、良い成果に繋がるのが一番嬉しいことですが、上手くいかないことの方が多いものです。
大切なのは、頑張って取り組んだことであなたが何を学び、今後にどのように活かしていこうとしているのかという部分です。
失敗やうまくいかない時こそ、どのように考えて行動していくかで今後の成長や伸びしろに影響します。
ガクチカでは結果だけではなく、過程で学んだことを必ず伝えるようにしましょう。
大学職員のエントリーシートでは結論から書こう
就職活動では結論を最初に伝えることが重要です。
大学職員の書類選考がなかなか通過しない原因はエントリーシート(ES)の内容が十分に面接官に伝わらず「面接で詳しく話を聞いてみたい」と思ってもらえないからです。
面接官にエントリーシートの内容を理解してもらうためには文章力が欠かせません。
相手に伝わる文章力を鍛えるためには、分かりやすい文章術のテクニックを修得しながら、時間をかけて繰り返し練習をする必要があります。
そのうちのひとつが、「結論を先に書く」というテクニックです。これは今すぐに実行できるので早速、自分のエントリーシートを見返してみましょう。
ガクチカは必ず結論を最初に書く
自分の好きなことやハマっているものについて話をするときに「あれも伝えたい」「これも話したい」とどんどん話が長くなってしまう経験はありませんか?
就活生が陥りやすい失敗例に「話しているうちに熱が入り、結論をどんどん後ろのばしにしてしまう」ことがあります。
ガクチカは「学生時代に頑張ったこと」なのでどれだけ頑張ったかを一生懸命に伝えようとすると熱が入りやすくなります。
相手に伝えるためには熱量をもってエントリーシート(ES)に書いたり面接で話すことが大切ですが、結論を最初に伝えなければ面接官は「この人は何を伝えたいのだろう?」と、話の内容を聞くことから、結論を予想する方向へと意識がそれてしまいます。
エントリーシート(ES)を書きながら、ガクチカの伝え方を整理することで面接になっても、熱量と共に内容を面接官に伝えることができます。
事前に準備できるのがガクチカなので、時間を使ってどんな内容を伝えるのかしっかり考えてみましょう。
ガクチカと志望動機を結び付けよう
大学職員のエントリーシート(ES)で学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を記載する項目がある理由は志願者の考え方や取り組み姿勢を知るためです。
面接官は取り組みの結果ではなく、過程の部分をみています。
つまり、ガクチカに関する質問で面接官が知りたいポイントは「あなたはなぜ、その行動をしたのか?」という理由です。
自分が熱量を注いで頑張ることができた理由と大学職員になりたい志望動機の関連を見つけて、結びつけることで「この人は大学職員になってもこれまでのように頑張ってくれそうだ」と思ってもらうことができます。
あなたの頑張る原動力は何なのか、そして大学職員の志望動機と原動力がどのように結びつくのかを整理して、選考対策をしてみましょう。

どうして、自分がその行動をしたのか考えてみよう!
就活生が避けるべきことは面接官に「ガクチカは分かったけどしっくりこない。どこか表面的だ」と思われてしまうことです。
反対に面接官に理解してもらい共感されるガクチカなら、面接官はあなたのことに興味が湧いてきます。
論理的なガクチカを考えるために、まずは「なぜ頑張ることができたのか?」を自分に問いかけてみましょう。
学生時代に頑張ったことなのに理由がうまく思い出せない場合は、当時の状況や環境を振り返りましょう。
具体的に次の3点を自分に問いかけてください。
- 頑張ろうと思ったきっかけは?(感情・出来事)
- 頑張っていたときの周囲の状況は?(友人・家族・ライフイベント)
- 取り組みはスムーズに進みましたか?(困難・挫折・協力者)
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を考えるうえで当時の状況を振り返るときは、なるべく周囲の人物や協力してくれた人の姿を思い浮かべましょう。
大学職員はさまざまな立場の人と関わる仕事です。ガクチカを通じて面接官に「いろんな人と力を合わせた経験がある」と思われることで入職後の活躍する姿をイメージしてもらうことができます。
ガクチカでの学びを大学職員で活かそう


大学職員への就職を目指す場合、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)で重視されるのは「輝かしい成果よりも取り組みの過程にある」ということには理由があります。
それは面接官はガクチカを通じて就職後の再現性を見極めて選考しているからです。
つまり、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)が重要な理由は「あなたのガクチカを通じて、大学職員として就職後も強みと学びを活かして活躍できる」という再現性をアピールするチャンスだからです。
ガクチカは結果よりも過程が大切!
毎年、OB訪問を受けるなかでたくさんの就活生から相談されるのが「自慢できるガクチカがありません…」という内容です。
残念ですが、就活生が「派手で唯一無二のガクチカ」を探している時点で面接官が知りたい内容とズレています。
「派手で唯一無二の成果」に再現性はありません。輝かしい成果というのは本人の頑張りに加えて、タイミングよく好機が重なった時に生まれるものです。
就活生が目を向けるべきなのは、輝かしい成果ではなく、取り組みを通じて学んだことや結果に至るまでの努力や工夫した部分です。
面接官に好感をもたれるガクチカを考えるためには次の2点を必ず盛り込みましょう。
- ガクチカを通じて学んだこと
- ガクチカで分かった自分の課題や弱み
学んだことや気づきを得たことは、大学職員となってからも応用して活かすことができます。
ガクチカという経験から何を学び、どんな場面で活かしていくのかを伝えて面接官に納得感を提供しましょう。
大学職員のESに向けて自己分析ができる就活生は少ない
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)では「再現性」をアピールすることが重要です。
面接官に「この就活生は大学職員になっても活躍できる!」と思われるためには、あなたの考え方や強みを面接官に理解してもらわなければいけません。
そのためには、まずは自分自身が自己理解を深めて、客観的に自分という人物像を知っておく必要があります。
自己理解を深めるためにやるべきは自己分析です。
当記事ライターの現役大学職員トキはこれまでに100名以上の就活生からOB訪問やオンライン相談を受けていますが、以下の2点を話せる就活生は少ないです。
- ガクチカで何を学び、今後どのように活かしていくのか?
- 自分の課題や弱みをどのように改善していくか?
自己分析を通じて自分の強みや弱みを客観視することができれば、他の就活生と比較して大きな差別化になります。
自己分析の方法について、まずはこれまでの経験をすべて書き出して、そこから何を学んだのか、過去の失敗を活かした経験はあるかなど振り返るところから始めてみましょう。
エントリーシートや面接でガクチカが聞かれる理由


大学職員のエントリーシート(ES)や面接で学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)が必ず質問されるのはなぜでしょうか?
理由は自己PRの裏付けを確認して、志望動機とのつながりをみるためです。
- 自己PRで話した強みや弱みの裏付けになる経験をしているか
- 就職後にやりたい取り組みをガクチカ経験を活かしてこの人ならできるか
エントリーシート(ES)や面接で「自己PRをしてください」「あなたの強みや弱みを教えてください」と質問されることがあります。
あなたが質問に答えると面接官は「どうしてそう思いますか?」と深掘りの質問を続けるでしょう。
面接官は就活生の主張に対する根拠や裏付けを探しながら人柄や考え方を理解しようとしています。
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は就活生が学生時代の中で多くの時間を費やした部分であり、感情の変化や気づきを得る貴重な機会のため、本人がこれまで経験したことの背景や考え方を理解するのに適した質問です。
そのため、ガクチカでは出来事を淡々と伝えるのではなく、自分の感情や苦労なども交えながら自分らしい取り組みであることをアピールしましょう。
当時の状況や感情を自分の言葉で臨場感をもって伝えよう!
最近の就職活動ではガクチカを質問することが一般的になったため、就活生は事前に質問されることを予想して回答の準備を行います。
面接官も就活生が事前に回答の準備をしていることを分かったうえで質問しています。
就活生へのガクチカについて質問するときは、さまざまな深掘り質問を続けながら、事前準備のやり方と臨機応変さを選考しています。
どんな質問でも答えられるように自分のガクチカを整理して、しっかり事前の対策を行いましょう。



ガクチカがうまく答えられないと選考通過は難しい!
ガクチカには、「これを言えたら合格」という正解はありません。自分を理解してもらうために過去の経験を交えて伝える良い機会と捉えて、自分の言葉で想いを伝えましょう。
「ガクチカがない」と感じた時の見つけ方


「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)がない」と悩む就活生は少なくありません。
そんな時は学生時代に頑張った出来事から考えるのではなく、自己PRやあなたの強み、弱みを起点にして考えてみましょう。
身の回りの小さな「できたこと」に注目してみよう
「ガクチカがない」と困っている就活生はできなかったことに注目しがちです。
- サークルやアルバイトができなかった
- ボランティア活動も自粛でできなかった
- ゼミに所属していないので卒業論文を書いていない
身の回りにある小さな成功体験を思い出してみましょう。そして、なぜ「できた」のかを振り返ってみると、必ず頑張った出来事や工夫した点が隠れています。
成功体験のまわりには次のようなきっかけがあるはずです。
- 成功する保証がない中でも準備を続けた
- まわり友人が気を利かせて助けてくれた
- 自分の役割を認識しようと考え方を変えた
ガクチカがうまくまとまらないと悩んでしまう原因のひとつに一気にガクチカを仕上げようとするケースがあります。
残念ながら、何も準備をしていない状態でいきなりガクチカを仕上げようとしても、うまくまとめることはできません。
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を考えるためには、これまでの取り組みを振り返って、事実や過程、状況などガクチカを伝えるために必要な材料をそろえる必要があります。
ガクチカの材料を準備するためにまずは以下のような問いを自分に問いかけてみましょう。
- なぜ行動したのか?
- どうして結果につながったのか?
- 当時の状況はどうだったのか?
これが自己分析であり、集めた材料を組み合わせることであなたのガクチカが完成します。
自己分析をするなかで煮詰まったり、うまく答えが出ない時は一度でやろうとせずに通学中や入浴中などタイミングを分けて考えることがおすすめです。
ガクチカを考える中で「当時の感情や出来事を言語化したことで、自分の経験と強みという点と点が線になり、ガクチカに深みが増した」というのはよくある話です。
一度に詰め込まずに「なぜ?」と自分に問いかける頻度を増やしてみてください。



それでもガクチカが浮かばない時は人のガクチカを参考にしよう!
現役大学職員が書いたガクチカの例文
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を考える時に参考になるガクチカを見つけて自分の経験を当てはめて考える方法があります。
当記事ライターの現役大学職員トキが「学生時代のボランティア活動」を題材にガクチカの例文を考えました。
4つの構成を意識して自分なりのガクチカを考えるヒントにしてください。
- 結論(何を頑張ったのか)
- 理由の説明(なぜ頑張ったのか)
- 結果(取り組んだ結果)
- 取り組みから学んだこと
①結論
私が学生時代に頑張ったことは「児童館のボランティア活動」です。私は子どもが大好きで、大学1年生の頃から児童館でボランティア活動をしています。
②理由の説明
児童館のボランティアを選択した理由は、私が幼少期の頃に児童館のお世話になっていた経験があったからです。当時は児童館に通うことで夜まで親に会えない寂しさを感じることなく充実した毎日を過ごすことができました。今度は大学生の私が子どもたちに楽しい空間をつくってあげたいと思っています。
③結果
実際にボランティア活動をしてみると困難がたくさんあります。なかでも困ったことは「児童が話を聞いてくれない」ことでした。最初は児童の正面に座って話をしたり、しゃがんで目線を合わせようと工夫しましたが、全く見向きにされませんでした。どうしたら児童が私の話を聞いてくれるのかを考えていた時、毎日、お迎えに来る親御さんの表情を見て、日によって疲れている様子や余裕がなさそうな時があると感じました。この時、私は児童館で過ごす児童の様子しか見れていないことを痛感し、児童には児童館職員には見せない家庭での出来事や児童の都合があることに気が付きました。
そこからは児童と向き合う前に、親御さんに家庭でのお子さんの様子を聞くように心がけ、親御さんが子どもに対する悩みを抱えていることを教えてもらいました。子どもにも親に対する感情があり、子どもならではの事情があることを理解している様子を児童に対して示しました。「児童館で何かあったの?」という見当違いな問いかけに児童は耳を貸してくれませんでしたが、児童の状況を理解していることを示すと態度がかわり話を聞いてくれるようになりました。
④学んだこと
この経験から私は「目の前で起きていることだけがすべてではない」ということを学びました。児童だけでなく、友人の相談や大人からのお願いごとに対しても背景には何があるのだろうと考えられるようになりました。対人関係で最も大切なことは相手の立場になってまずは耳を傾ける姿勢だと思います。今後も、相手の状況まで想像を働かせながら困っている人に手を差し伸べていきたいです。
ガクチカと自己PRというのはつながりがあります。自己PRで伝える強みや経験を活かして学生時代に頑張って取り組んだことがあるという説明を心がけましょう。
大学職員は仕事で関わる人の年代や職種が幅広いため、状況に応じて柔軟に対応できる人を採用したいと考えています。そのため選考では、志願者の人柄に関する質問が多いという特徴があります。
ガクチカと自己PRを結び付けるために、以下の自己紹介の例文も参考にしてみましょう。
さいごに
大学職員の就活で必ず質問される学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を考える時には、4つの構成を意識しましょう。
まずは、構成に合わせて自分の経験をまとめることで、論理的なガクチカを考えることができます。
- 結論(何を頑張ったのか)
- 理由の説明(なぜ頑張ったのか)
- 結果(取り組んだ結果)
- 取り組みから学んだこと
面接官はガクチカを聞くことで「就職後も同じように活躍できるか?」という再現性を見ています。「唯一無二の派手なガクチカ」を考えようと必死になる就活生もいますが、それでは再現性は評価されません。
ガクチカにおいて大切なことは、輝かしい成果を主張するのではなく、学生時代に頑張ったことから学んだこと、取り組み過程や苦労したことをあなたの言葉で伝えることです。
面接官はガクチカを通じて就活生の考え方や行動の裏付けを探しています。面接官が求める内容を意識して納得感を提供できるガクチカを考えましょう。
ガクチカを考えるためには自己分析が欠かせません。
自己理解がうまく進まない時は友人から意見をもらうなど他己分析を行うことも効果的な方法です。
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