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【例文付き】大学職員ESにおすすめのガクチカの書き方と注意点まとめ

大学職員のガクチカの書き方と型

大学職員の就活でエントリーシート(ES)や面接などで必ず質問されるのがガクチカです。ガクチカとは、「学生時代に頑張ったこと」の就活略語で2014年ごろから新卒就活の間で流行しています。

ガクチカを書くためには押さえておくべき書き方の型があり、まずは型に当てはめてガクチカをつくり他の人のガクチカを参考にしながら自分らしい内容に仕上げていくことで面接官に響くガクチカを考えることができます。

  • 頑張ってガクチカを考えているのにインターンシップや本選考の書類選考が通過しない
  • ガクチカを伝えても面接官の反応が悪く一次面接で落ちる

書類選考や面接を通過できない理由は面接官が求める内容と就活生が書いているガクチカに大きなズレがあることが原因です。大学職員の就活では面接官はガクチカを通じて「就職後の再現性」と「志願者の人柄」を選考しています。

この記事ではこれまで50名以上の就活生からOB訪問を受けている現役の大学職員が、大学職員の就活で必要なガクチカの書き方について実際の例文付きで紹介します。就活生が間違えやすいポイント面接官が見ている部分についても紹介します。

結論、唯一無二の華々しい成果だけを盛り込んだガクチカでは大学職員の書類選考を通過することはできません。

この記事を読むと
  • ガクチカの書き方がわかる
  • 大学職員をめざすガクチカの例文を紹介
  • 論理的な文章の書き方がわかる
目次

大学職員への就活で必ず質問されるガクチカの書き方と型

ガクチカを書く4つの型

大学職員へ就職を希望するならエントリーシート(ES)や面接で必ず「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」について質問されます。実際に面接官をしたり、OB訪問をして感じるのは「面接官が知りたい内容と学生が話す内容にギャップがある」ということです。

ガクチカは自分の話したいことや成果だけを伝えるのではなく、相手が求める内容を伝えて理解してもらうことが重要です。ガクチカを考えるときの型は次の3点を押さえることです。

ガクチカを考えるときの型
  1. 結論(何を頑張ったのか)
  2. 理由の説明(なぜ頑張ったのか)
  3. 結果(取り組んだ結果)
  4. 取り組みから学んだこと

「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」をエントリーシート(ES)に書く際は必ず結論から書きましょう。大学職員の新卒採用には毎年、たくさんのエントリーがあるため面接官はエントリーシート(ES)を1枚ずつ時間をかけて読むことができません。面接官が一度読んだだけで「何を伝えたいのか」がすぐに分かるよう結論を最初に書くことが大切です。

結論を書いたら次は「どうして頑張ったのか」という理由の説明をします。学生時代に頑張ったことの背景や苦労を伝えることで相手に納得感をもたせることができます。あなたの考え方や行動に裏付けがあることで面接官に響くガクチカを書くことができます。

取り組みを行うと結果が出ます。就活生の多くが勘違いしているのが「ガクチカでは華々しい結果を書かなければいけない」ということです。すべての行動で完璧な結果を残すことは難しく、面接官も華々しい結果を知りたいわけではありません。

最後は「取り組みから学んだこと」を書きましょう。華々しい結果ではなくても取り組みから何を学びこれから活かそうとしているのかが重要です。大学職員になっても必ず良い結果だけを残せるとは限らず、むしろ失敗や上手くいかない時にどのような行動をとるかが重要です。

大学職員が考えるガクチカの例文

①結論

私が学生時代に頑張ったことは「児童館のボランティア活動」です。私は子どもが大好きで、大学1年生の頃から児童館でボランティア活動をしています。

②理由の説明

児童館のボランティアを選択した理由は、私が幼少期の頃に児童館のお世話になっていた経験があったからです。当時は児童館に通うことで夜まで親に会えない寂しさを感じることなく充実した毎日を過ごすことができました。今度は大学生の私が子どもたちに楽しい空間をつくってあげたいと思っています。

③結果

実際にボランティア活動をしてみると困難がたくさんあります。なかでも困ったことは「児童が話を聞いてくれない」ことでした。最初は児童の正面に座って話をしたり、しゃがんで目線を合わせようと工夫しましたが、全く見向きにされませんでした。どうしたら児童が私の話を聞いてくれるのかを考えていた時、毎日、お迎えに来る親御さんの表情を見て、日によって疲れている様子や余裕がなさそうな時があると感じました。この時、私は児童館で過ごす児童の様子しか見れていないことを痛感し、児童には児童館職員には見せない家庭での出来事や児童の都合があることに気が付きました。

そこからは児童と向き合う前に、親御さんに家庭でのお子さんの様子を聞くように心がけ、親御さんが子どもに対する悩みを抱えていることを教えてもらいました。子どもにも親に対する感情があり、子どもならではの事情があることを理解している様子を児童に対して示しました。「児童館で何かあったの?」という見当違いな問いかけに児童は耳を貸してくれませんでしたが、児童の状況を理解していることを示すと態度がかわり話を聞いてくれるようになりました。

④学んだこと

この経験から私は「目の前で起きていることだけがすべてではない」ということを学びました。児童だけでなく、友人の相談や大人からのお願いごとに対しても背景には何があるのだろうと考えられるようになりました。対人関係で最も大切なことは相手の立場になってまずは耳を傾ける姿勢だと思います。今後も、相手の状況まで想像を働かせながら困っている人に手を差し伸べていきたいです。

大学職員のESではガクチカを結論から書き始めよう

就職活動では結論を最初に伝えることが重要です。もちろんエントリーシート(ES)にガクチカを書く場合も同じことがいえます。大学職員の書類選考がなかなか通過しない理由はエントリーシート(ES)の内容が不十分と判断されるケースが多く、面接官に理解してもらえるような文章力が必要になります。

相手に伝わる文章力を鍛えることはすぐに身につくものではなく、長い年月をかけて繰り返し練習をする必要があります。しかし、結論を先に書くというテクニックは今から活かすことができます。結論ファーストを実践できていない場合はすぐにエントリーシート(ES)を書き直しましょう。

ガクチカは必ず結論を最初に書く

自分の好きなことやハマっているものについて話をするときに「あれも伝えたい」「これも話したい」とどんどん話が長くなってしまう経験はありませんか?就活生が陥りやすい失敗例に「話しているうちに熱が入り、結論をどんどん後ろのばしにしてしまう」ことがあります。

ガクチカは「学生時代に頑張ったこと」なのでどれだけ頑張ったかを一生懸命に伝えようとすると熱が入りやすくなります。相手に伝えるためには熱量をもってエントリーシート(ES)に書いたり面接で話すことが大切ですが、結論を最初に伝えなければ面接官は「この人は何を伝えたいのだろう?」と、話の内容を聞くことから、結論を予想する方向へと意識がそれてしまいます。

エントリーシート(ES)なら、何度も読み返して相手に伝わる構成を考えることができます。結論を最初に書いて面接官に伝わるエントリーシート(ES)を書くことができれば面接でも熱意をもって説得力のある話ができます。

ガクチカを通じて考え方や志望動機を理解してもらう

大学職員のエントリーシート(ES)で学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を記載する項目がある理由は志願者の考え方や取り組み姿勢を知るためです。就活生の中には唯一無二の華々しいガクチカを用意しなければいけないと勘違いしているケースがありますが、選考では取り組みの結果ではなく過程をみています。

つまり、ガクチカに関する質問で面接官が知りたいポイントは「あなたはなぜ、その行動をしたのか?」という理由です。学生時代に頑張った取り組みなら、費やした時間も多く、熱量をもって取り組んでいるためガクチカの理由部分にあなたの考え方がもっとも強く表れます。

学生時代に頑張った理由を明確に伝えることができれば、面接官はあなたのガクチカに納得感をもつことができるためガクチカ全体の評価が上がります。

大学職員サキ

どうして、自分がその行動をしたのか考えてみよう!

就活生が避けるべきは面接官に「ガクチカは分かったけどしっくりこない。どこか表面的だ」と思われることです。反対に面接官に理解してもらい共感されるガクチカなら、面接官はあなたのことに興味が湧いてきます。

相手に伝わるガクチカを考えるためには学生時代に頑張った理由を論理的に構成する必要があります。論理的なガクチカを考えるために、まずは「なぜ頑張ることができたのか?」を自分に問いかけてみましょう。

学生時代に頑張ったことなのに理由が上手く思い出せない場合は当時の状況や環境を思い出すことで、あまり意識していなかった感情や前後にある出来事の関連性がみえてきます。具体的につぎの3点に答えてみましょう。

ガクチカを考えるために振り返るべきこと
  • 頑張ろうと思ったきっかけは?(感情・出来事)
  • 頑張っていたときの周囲の状況は?(友人・家族・ライフイベント)
  • 取り組みはスムーズに進みましたか?(困難・挫折・協力者)

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を考える上で当時の状況を振り返るときは、なるべく周囲の人物や協力してくれた人の姿を思い浮かべましょう。大学職員はさまざまな立場の人と関わる仕事です。ガクチカを通じて面接官に「いろんな人と協働した経験がある」と思われることで入職後の活躍する姿をイメージしてもらうことができます。

ガクチカでの学びを大学職員で活かすことがポイント

ガクチカを大学職員の仕事に活かす

大学職員への就職を目指す場合、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)で重視されるのは「輝かしい成果よりも取り組みの過程にある」ということには理由があります。それは面接官はガクチカを通じて就職後の再現性を見極め選考しているからです。

つまり、大学職員への就活において学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)が重要な理由は「あなたのガクチカを通じて、大学職員として就職後も強みと学びを活かして活躍できる」という再現性をアピールすることができるからです。

ガクチカは派手で唯一無二の輝かしい内容でなくていい!

毎年、OB訪問を受ける中でたくさんの就活生から相談されるのが「自慢できるガクチカがありません…」という内容です。就活生が「派手で唯一無二のガクチカ」を探している時点で面接官が知りたい内容から遠ざかっています。

なぜなら「派手で唯一無二の成果」に再現性はありません。よほどの天才でない限り、輝かしい成果というのはタイミングよく好機が重なった時に生まれるものです。就活生が目を向けるべきなのは輝かしい成果ではなく、取り組みを通じて学んだことや結果に至るまでの努力や工夫した部分です

面接官に好感をもたれるガクチカを考えるためには次の2点を必ず盛り込みましょう。

  • ガクチカを通じて学んだこと
  • ガクチカで分かった自分の課題や弱み

学生時代に頑張った取り組みを通じて学んだことを大学職員という次のステージで「どのように活かしていくか?」を伝える必要があります。そして活躍するために現状の課題や弱みを理解して克服するために「どのようなことを意識するか?」についても触れることで面接官に納得感を与えることができます。

大学職員のESで自己分析ができている就活生は少ない

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を通じて面接官に「再現性」をアピールすることが重要です。面接官に「この就活生は大学職員になっても活躍できる!」と思われるためには、あなたの考え方や行動を理解してもらう必要があります。

あなた自身の考え方や強みを面接官に理解してもらうためには、あなた自身が自分のことを深く理解しておく必要があり、そのためには自己分析が大切です。

当記事ライターの現役大学職員トキはこれまでに30名以上の就活生からOB訪問を受けてきましたが、以下の2点まで話すことができる就活生は少ないです。

ガクチカを通じた学びを大学職員になってどのように活かすか?

現時点での自分の課題や弱みをどのように改善していくか?

自己分析を通じて自分の強みや弱みを客観視することができれば、他の就活生と比較して大きな差別化を図ることができます。学生時代に頑張ったことは今後、大学職員になって頑張ることに繋がります。これまでの取り組みで培った課題発見力、協調性、協働経験、考え方を整理してあなたらしいエントリーシート(ES)を考えましょう。

エントリーシートや面接でガクチカが聞かれる理由

ガクチカが質問される理由

大学職員のエントリーシート(ES)や面接で学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)が必ず質問される理由は志願者の考え方と準備の仕方を選考するためです。大学職員への就活でガクチカが大切な理由は次の2つです。

  • 志願者の強みや弱みだけでなく自己PRの背景を理解することができるから
  • 事前に準備ができる質問で仕事の仕方を推し量ることができるか

エントリーシート(ES)や面接で「自己PRをしてください」「あなたの強みや弱みを教えてください」と質問されることがあります。あなたが質問に答えると面接官はすぐに「どうしてそう思いますか?」と深掘りの質問を続けるでしょう。面接官は就活生の主張に対する根拠や裏付けを探しながら人柄や考え方を理解しようと選考しています。

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は就活生が学生時代の中で多くの時間を費やした部分であり、感情の変化や気づきを得る貴重な機会のため、本人がこれまで経験したことの背景や考え方を理解するのに適した質問です。就活生もガクチカの場合は当時の状況や感情を自分の言葉で伝えやすく面接官は重要視しています。

当時の状況や感情を自分の言葉で臨場感をもって伝えよう!

最近の就職活動ではガクチカを質問することが一般的になったため、就活生は事前に質問されることを予想して回答の準備を行います。面接官も就活生がある程度、事前に準備をしていることを承知で質問しています。

大学職員の仕事では検討会議の日程や議題は決まっているものの、当日の進行は委員会のメンバーである委員の発言によってコロコロ変わることがあります。事前の準備を整えた上で、状況に合わせた対応を求められる機会が多くあります。

就活生へのガクチカに関する質問は、大学職員になった後に活躍できるかを見極める上で事前準備のやり方と臨機応変さを選考するポイントになっています。

大学職員モモ

ガクチカが上手く答えられないと選考通過は難しい!

ガクチカにはたったひとつの答えがあるように錯覚しますが、絶対的な正解はありません。存在しない正解を追い続けるのではなく、自分の言葉で相手に伝わるガクチカを考えられるように意識を変えましょう。

「ガクチカがない」ときの対策と上手く書くコツ

ガクチカがない時の探し方

長期間の外出自粛や大学講義のオンライン化などの影響で「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)がない」場合は自己PRやあなたの強み、弱みから考えてみましょう。

  • サークルやアルバイトができなかった
  • ボランティア活動も自粛でできなかった
  • ゼミに所属していないので卒業論文を書いていない

「ガクチカがない」と困っている就活生ほどできなかったことに注目しがちです。ですが、ガクチカを考える上ではできなかったことではなく「できたこと」に焦点を当てましょう。そしてなぜ実現できたのかを振り返ってみる必要があります。

  • 再開の目途が立たない中でも準備を続けた
  • 友人が気を利かせて助けてくれた
  • 自分にできることを探して考え方を変えた

「ガクチカがない」と困っている就活生の多くが一度にガクチカを考えて仕上げようとしています。ですが、実際は学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を考えるためには、これまでの取り組みを振り返り、「なぜ行動したのか?」「どうして結果につながったのか?」と自分に問いかける自己分析をする必要があります。

自己分析という基礎となる土台がない状況でガクチカを考えても一向にガクチカは固まりません。一気に考えるのではなく、通学時間やお風呂に入っている間などスキマ時間を活用してガクチカを考える頻度を増やすことが大切です。

「ある時、当時の感情や出来事を思い出して言語化したことで、関連する状況や経験という点と点が線になる瞬間が訪れガクチカに深みが増した」というのはよくある話です。一度に詰め込まずに「なぜ?」と自分に問いかける頻度を増やしてみてください。

大学職員モモ

それでもガクチカが浮かばない時は人のガクチカを参考にしよう!

現役大学職員が書いたガクチカの例文

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)を考え始めて間もない頃はうまくガクチカをまとめることができません。ガクチカにはある程度、書き方の型が存在するので他人のガクチカを参考にすることで自分に当てはめて考えやすくなります。

当記事ライターの現役大学職員トキが「学生時代のボランティア活動」を題材にガクチカの例文を書いたので参考にしてください。ガクチカを考える上で大切な4つの項目を押さえましょう。

大学職員が考えるガクチカの例文

①結論

私が学生時代に頑張ったことは「児童館のボランティア活動」です。私は子どもが大好きで、大学1年生の頃から児童館でボランティア活動をしています。

②理由の説明

児童館のボランティアを選択した理由は、私が幼少期の頃に児童館のお世話になっていた経験があったからです。当時は児童館に通うことで夜まで親に会えない寂しさを感じることなく充実した毎日を過ごすことができました。今度は大学生の私が子どもたちに楽しい空間をつくってあげたいと思っています。

③結果

実際にボランティア活動をしてみると困難がたくさんあります。なかでも困ったことは「児童が話を聞いてくれない」ことでした。最初は児童の正面に座って話をしたり、しゃがんで目線を合わせようと工夫しましたが、全く見向きにされませんでした。どうしたら児童が私の話を聞いてくれるのかを考えていた時、毎日、お迎えに来る親御さんの表情を見て、日によって疲れている様子や余裕がなさそうな時があると感じました。この時、私は児童館で過ごす児童の様子しか見れていないことを痛感し、児童には児童館職員には見せない家庭での出来事や児童の都合があることに気が付きました。

そこからは児童と向き合う前に、親御さんに家庭でのお子さんの様子を聞くように心がけ、親御さんが子どもに対する悩みを抱えていることを教えてもらいました。子どもにも親に対する感情があり、子どもならではの事情があることを理解している様子を児童に対して示しました。「児童館で何かあったの?」という見当違いな問いかけに児童は耳を貸してくれませんでしたが、児童の状況を理解していることを示すと態度がかわり話を聞いてくれるようになりました。

④学んだこと

この経験から私は「目の前で起きていることだけがすべてではない」ということを学びました。児童だけでなく、友人の相談や大人からのお願いごとに対しても背景には何があるのだろうと考えられるようになりました。対人関係で最も大切なことは相手の立場になってまずは耳を傾ける姿勢だと思います。今後も、相手の状況まで想像を働かせながら困っている人に手を差し伸べていきたいです。

大学職員への就活ではガクチカと併せて大切なのが自己紹介や自己PRです。大学職員は仕事で関わる人の年代や職種が幅広いため、状況に応じて柔軟に対応できる人を採用したいと考えています。そのため選考で志願者の人柄に関する質問が多く、事前の対策が合否を分けることもあります。

現役大学職員が書いた自己紹介の例文を参考に自分の自己PRと比較してみましょう。

さいごに

大学職員の就活で必ず質問される学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)には上手く書くための型があります。面接官に理解され共感されるガクチカを考えるためには論理的な構成にする必要があります。まずは型に当てはめてガクチカを考えてみましょう。

ガクチカを考えるときの型
  1. 結論(何を頑張ったのか)
  2. 理由の説明(なぜ頑張ったのか)
  3. 結果(取り組んだ結果)
  4. 取り組みから学んだこと

ガクチカの部分で面接官が見ているポイントは「就職後も同じように活躍できるか?」という再現性です。「唯一無二の派手なガクチカ」を考えようと必死になる就活生もいますが、それでは再現性は評価されません。

大切なことは輝かしい成果をガクチカで主張するのではなく、学生時代に頑張ったことから学んだこと、取り組み過程や苦労したことをあなたの言葉で伝えることです。面接官はガクチカを通じて就活生の考え方や行動の背景を探しています。面接官が求める内容を意識して納得感を提供できるガクチカを考えましょう。

ガクチカを考える上では土台になる自己分析が欠かせません。ですが、自己分析が上手くできずに悩んでいる時間はないので友人から意見をもらうなど他己分析を行うことも効果的な方法です。就活においては当たり前のようになっている自己分析やガクチカも初めて就活をする学生にとって、最初は分からないことや不安があるのは当然です。

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